青苔荘(せいたいそう）は、１９６３年（昭和３８年）から建設に着手、当時ですから殆んどが人力で、テントに寝泊まりしながら作り出しました。木材は、伊勢湾台風（１９５９年９月）の風倒喜を利用して製材並びに加工は全て現地で行いました。当時一番重かったのが、製材機だった。初代は、森林組合に従事しており、この自然を今守り育てないと、とんでもないことになると思い、山小屋を建て行動を起こすと、決意し当時この白駒の池に伐採計画を阻止し、初め、後世に残すべく「森の守り人」となり、原生林と共に「苔の森」が引き継がれています。

先人達が守りつづけた大自然は後世に残して伝えていかなければならないものだと思います。
今まで、青苔荘に関わってきた人達に感謝感謝です。
現在は、一年を通して営業（予約制）しておりますので、春、夏、秋、冬、と四季を感じにおいで下さい。

おもてなしの料理は、春夏秋は旬の山菜自家製野菜の天麩羅と佐久穂町産のイワナの塩焼き、冬は体の中から温まる鍋をメインに皆様をお待ち致しております。
北八ヶ岳苔の会は、平成２０年８月３０日日本蘚苔類学会（にほんせんたいるいがっかい）により「日本の貴重なコケの森」に日本で７番目に認定され、平成２２年６月に北八ヶ岳苔の会を結成しこの自然を理解し、守り、学び、将来に引き継いでいければと、活動しています。
この周辺の登山道整備も、樹木や苔の保護、保全の目的に重要な苔の会の、日課となっております。

以上ですが宜しくお願い致します。